2006/4/20
『親の態度を子供は見て・・・』

 半年近くぶりの『今日のひとこと』が、お小言ですみません。でも、あまりにも『!!』『??』だったので、書かずにはいられなくて・・・。

 今日、テニスコートでテニスをしていたら、小学校低学年と思われる小さな子供二人が、コートサイド(の外)をウロウロ、ウロウロ・・・。なんだろう?と思って見てたら、どうやら、テニスボールが欲しい様子・・・。『そっか・・・ボールが欲しいのか・・・』と思った瞬間、驚いたことに、その子供達、網の下から手を差し入れてボールを盗ろうとしているじゃありませんか!! 
 『こらこら!人のボールを盗っちゃだめだよ。欲しいならあげるけど、今、やろうとした事は泥棒だよ。』私の仲間が注意すると、『ごめんなさい』とと言うわけでもなく(!)、小さく頭を下げてボールを受け取って走り去った。

 そして私達がテニスを終えて、コートの外で話している時にも同じ事が・・・。
 プレーの最後の方、こちらが手を離せない時に、(噂を聞いたのか)ウロウロしに来ていた子供が、まだそこにいたので、『ボール欲しいの?』と聞いて、ひとつあげたのです。
 するとそこにお母さん登場・・・。
 『あった〜? (子供の手を見て)あ、あったあった。良かった。お母さん見つけられなかった』と・・・。

 親子揃って、人のボールを狙っているわけだ・・・。普通の子供は、コートの外にボールをみつけたら、コートの中に返そうとしてくれるのに、要するに、親が『落ちてる物はもらっちゃえ』の教育方針なわけで、まあ、起こるべくして起こる悲しい事態ですなっ。

 ついでに言うと、私達仲間の視線で、『あ、この人達がくれたのかな?』と、うすうす分かったはずなんです。なのに、子供に『それ、どうしたの?』と聞く訳でもなく、当然、そんな親の子だから『あの人達がくれたよ』と子が報告するわけもなく、二人して消えていった。

 と、ここまでは、『前フリ』です。

 その後、駐車場で、三々五々、『じゃあね〜』と言いつつ、まだ立ち話。ふと見たら、さっきとはまた違う子供が二人、ある車から降りてきたかと思ったら、今日の嵐のような風雨で散った花びらの吹きだまりにかけより、その固まりを泥ごとグワッ!と掴んだと思ったら、友達の車にドバッ!とかけたのです。
 こっちは目が点!!『ちょっとちょっと!!!車にいたずらしないで頂戴!!!!』突然、私と友達の二人に叱られて、立ちすくむ子供も二人。
 すると、まだ降りずに車の中で、誰かと携帯電話で話していた母親が飛んで降りて来た。窓が空いていたから、自分の子供が私達に何かの理由で叱られた事は分かっているはずだし、第一、車を見れば猿でも察しがつくほど、車も子供の手も花まみれ。当然、『わ〜!すみませんでした』とかけよってきた・・・と思うでしょ!?!?!?!?
 無言で子供を抱えて、一礼して(これで謝ったつもりらしい)、去って行ったのだ・・・。

 収まりがつかないのはこっちだよね・・・。
 フロントガラスにもかけられたとはいえ、大した汚れじゃないとないと言えばそうかもしれない。でも、子供は今後、どうなる?自分が他人に叱られ、そこに親が来て、でも、親も自分も謝らずにその場を去った、そういう家の子は、今後どうなっちゃう!?さっきのボールの子供にも同じ事が言えるわけで、今度ばかりは、黙って見すごせない気持ちになった私達。
 かと言って、親が私達に謝る姿を子供が見る事に意味があるわけで、こっちが怒って近付いて行くのもナンだ・・・。

 結局、私達は、ず〜〜〜〜〜〜〜っっっとその母親を見つめる作戦に出たのです。車の花びらを少しずつ少しずつ退かしながら、無言で、じ〜〜〜っと見つめてた。
 思い通じて、しばらくしたら『どうもすみませんでした』と言いに来たので、良しとしましたが、あれ、車に戻って、『あんた達のせいでお母さんがあのおばさん達に叱られたじゃない!』かなんか、言っちゃうんじゃないですかね・・・。

 親が『あんなことしちゃ駄目!』と叱るのは教育として当然。自分の事で親が謝らなくてはならないはめになった事を子供に分からせるのも教育。そして、親がその事を(叱りはしても)咎めないでくれる、つまり、自分を受け入れてもらっているんだという安心感を子供に持たせるのもまた大事な事だと思うのです。

 皆さんは、いかが思われますか?

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