2000・9/4
『閉店セール』

 今日、有楽町そごうの閉店セールが始まりましたね・・・。
 43年の歴史に幕を閉じるんですから、感慨もひとしお・・・って方も多いでしょう。 

 『閉店セール』と言えば、我が、『ニュースプラス1 いちなな情報』の十八番!?
 今まで、私は、
 日本橋東急、三越新宿南館、市川松坂屋、大井町阪急、そして、多摩そごうの閉店セールをリポートしてきたんですけど、一口に『百貨店の閉店セール』と言っても、全然違う趣き(っていうのも変だけど)なんですよ・・・。

 閉店セールの会場に、それまでの・・・、つまり、閉店に至るまでの苦悩が見え隠れするんですねえ・・・。
 例えば、市川松坂屋は、名古屋の松坂屋本店などとは、もう全く違うイメージの店になっていた。
 市川市の地元競合店と争う中で、百貨店、というよりも、地元密着型洋品店、みたいなイメージにして、なんとか、最後の数年をやってみたけど、他の店の安さに負けた、って感じがした。
 お客さんが、自転車に乗ってサンダルで来るような気軽さがウリの雰囲気の街で、銀座や名古屋の一等地と同じ商品じゃ売れないし、安さで勝負するには、『松坂屋』の看板が重すぎたのか、という印象を受けたなあ。

 大井町阪急もそうだね・・・。
 『西武百貨店』や銀座のデパート群と争ってる日比谷の阪急百貨店と比べて、大井町では、イトーヨーカドーがライバル。もっと、廉価品での勝負になっていた。
 松坂屋の例に似てるね。

 ちょっと形は違っても、三越新宿南館や、日本橋東急にも、そういう、『あっちに行ってみたり、こっちに行ってみたり、という模索の後・・・』、みたいなものが商品に見られたんだよね・・・。
 簡単に言うと、商品のバラバラさ・・・?
 生き残る為の作戦が空回りして、空回りして・・・、結局、この百貨店は、何が言いたいんだろう・・・?って雰囲気になって、閉店していったように、感じられたの。

 でも、そごうには、その匂いは感じられない・・・。
 本当に、『事実上倒産』となったその日まで『明日も安泰』と信じていたような雰囲気があった。
 多摩そごうに、それを感じたんですよね・・・。

 ちょうど、あの感じに似てる・・・。
 トランプの「7ならべ」で、涼しい顔して、『パス1』ニヤッ。『パス2』ニヤッ。『パス3』ニヤッ・・・なんてやってるAさん。『いい手を持ってて、Aさんが止めてるんだなあ・・・』なんて睨んでると、突然Aさんが『破産!!』。『え〜〜〜!?止めてたんじゃないのオ?』『うん、パス1から、本当に手持ちが無かったの!!』『信じらんない!Aさん、破産かあ・・・』
 てな感じの倒産・閉店に見えるのよね・・・。


 ところで、閉店セール、と言うと、みなさん、『在庫処分』と思いがちですけど、実は違う。
 もちろん、在庫処分もあるけれど、そのセールのために新たに注文した品物、作った品物・・・つまり、最後にひともうけする為に、当然、企業努力しているわけです。

 ちなみに、今日1日の有楽町そごうの売り上げは、通常の10倍。15日間で15億の売り上げを目指していると言う通り、気合いの入った品揃えをしてきてるはずですよお。
 
 さ、在庫処分の、超割引品をゲットするもあなた!セール用に作られた、実は最初から安い品を掴まされるのもあなた!
 閉店セール、目利きの見せ場ですよお!!

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