『変なアメリカ人』

 『車に囲まれたい』で書いたように、1/1、ゴルフに行くシャトルの中で、変なアメリカ人に会いました。
 ホテルを出る時に、シャトルの中に乗っていたお客さんは、そのアメリカ人兄弟と、私の3人だけ。出発すると同時に、その弟の方が、私に話しかけてきました。なんだかすごい訛で、私のヒヤリングでは、なかなか、会話が思うようにいかなかったんだけど、それでも、変わった人だっていうのはわかった。何が?って聞かれたらうまく説明できないんだけど、会話のテンポも、間も、何か変。
 仕事の話なんぞもしているうちに、そいつ、唐突に、『3匹の子グマ』の話を知っているか?と聞くのです。『へ?』・・・。『子ブタ・・・じゃなくて・・・?』と私。『ふふふ〜〜〜ん。知ってるんだ、3匹の子ブタ。』『はあ・・・。』『どんな話だった?』『どんなって、わらの家と木の家とレンガの家の・・・』『あっ。知ってる!?』『・・・』
 すると、弟、鞄から日本製のビデオカメラを取り出して、『3匹の子ブタを、ビデオに向かって話してくれ』と言い出すのです。『日本語でいいんだから、お願い!!きみ、プロなんだろ?』・・・プロって言われるとつらいよねえ・・・『でも、何に使うの?そんなもの?』『姪っ子の、日本語の授業に使うんだ』『姪っ子っていくつ?』『3つ』『嘘だあ!!』『嘘じゃない!3つだ!』『違う!歳が嘘じゃなくて、話が嘘だあ!』『嘘じゃないって!!』ってなやりとりをしたあと、兄の方も『short versionでいいからよろしく!』というので、やりましたさ、仕方なく。
 『むか〜〜しむか〜し、あるところに、3匹の子ブタの兄弟がいました・・・。』って始めて『めでたしめでたし』まで。
 で、『終わったよん!』と言うと、弟、『おおかみは何って言ったか英語で言って』。『食べちゃうぞお!!ってセリフにした』って言うと、『そういう感情がこもってなかった』
 くっそ〜〜〜!!なんで、こいつにダメ出しされてんだ、私!!でもさあ、確かに、日本人って、そういう感情移入、下手だよね。なあんて、反省したりなんかして、『take2』までしてあげた私でした!!